北九州市小倉南区のI様への体験マッサージ
ホームページを見た知人に教えてもらった
ご家族様よりご連絡をいただき、小倉南区への体験マッサージ。
ホームページを見た知人に教えてもらって、当院を知っていただいたようです。
1ヶ月ほどベッド上での生活で廃用が進行
コロナウイルスに罹患したため、1ヶ月ほど入院したものの、自宅復帰してからいよいよ動けなくなったとのこと。
もともと、ご本人様には脳出血の後遺症があり、コロナウイルスの治療に専念するためのベッド上の生活が、廃用進行をもたらしたようです。
現状、車椅子での全介助であるため、ご本人様のさらなる廃用進行、ご家族の介護負担が心配されるところ。
また、車椅子に座っているとき、身体が斜めに傾いてしまうこと、ご家族様はひどく心配されておられました。
1ヶ月ほどベッド上での生活が続いたため、体幹の筋力が急激に低下し、それまでの脳出血の後遺症とあいまったのではないかと思われます。
機能訓練のためのデイサービスとの相乗効果
まずは現状をよくお聞きした上で、ご家族様のご要望などを確認させていただきました。
今後、週2回ほど機能訓練のためのデイサービスに通われるということで、マッサージを併用されることの相乗効果についてご説明。
ご本人様の現状を考えると、デイサービスへの行き帰りだけでもご負担は大きく、機能訓練を継続する上でも、マッサージがお役に立てるのではないかと考えました。
膝が入院前みたいにまっすぐなった!
いよいよ30分の体験マッサージを開始。
1ヶ月ほどベッド上での生活が続き、ご自宅でも車椅子での生活。
さらには体幹の筋力が、これまで以上に弱まっているのだとしたら、腰への負担が大きいことは想像に難くありません。
まずは健側を下向きにした側臥位にで、腰部を中心に指圧マッサージ。
その流れで、患側の上下肢をやさしくマッサージさせていただきながら、麻痺や関節拘縮の程度を触診させていただきました。
マッサージの途中、退院後に患側の膝が曲がってしまったことをお聞きしたので、大腿四頭筋やハムストリングを丁寧にゆるめ関節運動を併用。
すると「膝が入院前みたいにまっすぐなった!」と、ご家族様が大喜び。
幸い入院生活は1ヶ月ほどだったようなので、不活発により低下した身体機能の改善余地は大きいのではないでしょうか。
車椅子にまっすぐ座れるように
仰臥位にて、健側の上下肢もマッサージに関節運動を併用させていただきました。
今後は健側の関節拘縮なども心配されるところ。
最後はベッド端座位にて、首肩の筋緊張をゆるめるさせていただき、体験マッサージを終えさせていただきました。
訪問マッサージを利用したいとのことで、書類の説明をさせていただく際、車椅子にまっすぐ座れていることに喜ばれたご様子。
有り難い感謝のお言葉をいただき、こちらこそ感謝しきりです。
今後のデイサービスでの機能訓練でも、その効果を期待できるのではないでしょうか。
さっそくマッサージの同意書が取れました!
K様のご自宅を後にして、2時間も経たないうちにお電話が。
さっそく「同意書が取れました!」と、ご連絡をいただきました。
ご主人様への愛情が言葉のふしぶしに垣間見える、優しい奥様の期待を裏切ることのないよう、誠実な施術を心がけます。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。